1枚¥1,450のOSB合板で作るキャスター付き収納ボックス 第1弾 カメラ用
気を付けていたつもりでも、気が付くと物が増えてだんだん部屋の中が散らかってきてしまいます。部屋が片付かない理由の一つは、物を収納する場所がないからそのまま出しっぱなしになってしまうということ。今回はそんな片付かない部屋を綺麗にするためにDIYで収納ボックスを作りました。
目次
片付かない部屋
在宅勤務中心というかほとんど在宅になってしまったので、今年の3月に作業環境改善のためPCデスクを作って綺麗になりました。
それでいったんは綺麗に片付いたはずだったのですが、やはり半年も経つといろいろ物が増えてきてデスクの上も下も散らかってきてしまいます。
机の上にはよく使うカメラやレンズ、バッテリー、GoProなどが散乱しています。
机の下は、たまにしか使わない望遠レンズやストロボなどが入った防湿箱、GoProのいろいろなアタッチメント、右側は自転車のパーツがいろいろ入った箱が積みあがっています。
空間を有効活用すれば、収納量を増やせる
現状の問題点は、空間を生かし切れていないところです。
PCデスクの下には高さ70cmの空間があるのですが、上の写真のようにいろいろ積み上げると下の物は使いにくくなります。またせいぜい3~4段しか積み上げられないので高さの半分くらいしか埋まっておらず、その上には無駄な空間が広がっています。
そこで普通なら引き出し付きのワゴンなどを買ってくるのでしょうが、高さや中に入れる物にぴったりなワゴンを探すのが大変だし、雰囲気も合わなくなりそうだったので、また自分で作ってみました。
あとは価格面も大きいです。今回使用したOSB合板は1枚¥1,450!キャスターも¥90×4個なので、既製品買うことを思うと激安ですね!
3DCADでイメージ作成
とりあえず3DCADでイメージを作ってみました。
高さと奥行きを有効活用するために、細長い形状です。
3Dモデルには付けていませんが、下にキャスターを付けて移動しやすいようにします。
下の棚の部分には、デスクの下に積みあがっていた箱状の物を収納、上の部分にはデスク上にあったいつも使うカメラやレンズをそのまま放り込めるようにします。
実はこの前に手書きでイメージ図作っています。
仕事で使うCATIAやNXだったら最初に適当な形を作って、後からその寸法修正だけすれば自由自在に変形できるのですが、今回使ったPTC CREO Elements/Direct Modeling Expressという3DCADソフトは、履歴が残らないので履歴修正ができないみたいです。仕事用だったら致命的ですが、趣味で無料で使う分にはそんなもんですね。
そんな理由で事前の手書きイメージが重要です。
実際の作業
作業の様子はこちらの動画でご覧ください。
【DIY】1枚¥1,450のOSB合板で作るキャスター付き収納ボックス 第1弾
今回はWATCOオイルで塗装したので、その下地作りのためのサンダー作業と塗装作業があったのでそこそこ時間がかかっていますが、それがなければ材料カット、ねじ固定、キャスター取付けだけで完成します。それは第2弾でやろうと思っています。
収納ボックスの完成
出来上がった収納ボックスがこちら。
予想よりもというと変ですが、いっぱい入ります。
おかげでこのページの最初の現状に比べると、デスクの上も下もスッキリしました。
ただ、ちょっと失敗したのが奥行き寸法。
デスクより若干短くして真上からは見えないようにするつもりでしたが、デスクの奥行き500mmを勘違いして600mmだと思っていたので、50mmはみ出る550mmで作ってしまいました。下の写真の光が当たっている部分がその飛び出しているところです。
予定していたイメージに合わせるため100mmカットしようかと思いましたが、面倒だし収納力も下がるのでやめることにしました。はみ出て人が通れないとかだと困りますが、ほんのちょっとはみ出ているだけなので許容範囲内です。
次回予告
今回はカメラ関係の収納ボックスとして、OSB合板をPCデスクと合わせたワトコオイルマホガニーで塗った物を作りました。
ただ、上の写真にもあるようにまだ自転車関係の箱や部品があるので、同じ形で塗装無しの物をもう一つ作ろうと思っています。
一度作っているし、手間のかかるサンダーや塗装がないので、あっという間に出来そうですね。