ダイソー¥330(税込み)スピーカーを周波数分析してみた
巷で話題のダイソー¥330(税込み)スピーカーでいろいろ試してみました。
ダイソー¥330(税込み)スピーカーとは
ダイソーで売っている¥330(税込み)スピーカーで、USBから電源を取りイヤホンジャックで音声信号を入力するスピーカーです。
非常に安いのですが、その値段とは裏腹に良い音がすると評判のスピーカーです。
耳だけで聞いてもその違いがよくわからないかもしれないので、定量的にわかるよう周波数分析して比較することにしました。
周波数分析条件
スピーカーからの距離や、マイクが変わるとその結果も変わってしまうので、条件は以下のように揃えました。
マイクは同じもので50cmの距離に設置しました。
アンプは内蔵と外付けで異なるので、その部分は統一できませんでした。
これで、完全な音圧比較はできませんが、周波数特性の違いはわかると思います。
PCで使っているVictor SX-L3との比較
比較対象はPCと接続しているVictor SX-L3。
20Hz~20kHzの可聴域で周波数分析をした結果が下の通りです。
ダイソースピーカーは明らかに300Hz以下が出ていないことが分かります。
また、それ以上の周波数特性も比較するとフラットではないですね。
データだけではわかりにくいので、動画で音も聞いてみてください。
そんなに音は悪くないです。
人の声は聴きやすいようにチューニングされているように思われます。
これで¥330(税込み)は安い。
でも低音はやっぱり不満ですね。
今後の展開
今回はまず基準となる比較をしています。
今後は、このスピーカーをいろいろいじって、どれだけ音に変化があるかを試していきます。