地震対策で、冷蔵庫をベルトで固定
先日、東北で大きな地震がありました。
それをきっかけに、我が家も地震対策を見直してみました。
家具の地震対策
まずうちの地震対策ですが、基本は家具を置かないことです。
静岡県では、私が生まれた時からすぐに東海地震が来るとずっと言われていたので、常に地震のことは考えていました。家を建てる時もまずはマップで地質を確認したので、地盤改良工事も必要ありませんでした。
そして家の中には収納関係の家具は置かないように、全て作り付けの収納にしました。
こうすることで、中はだめかもしれませんが、食器棚やクローゼットなどが倒れてくることはなくなります。
今から家を建てる、または借りる人も、その点に注意すると良いと思います。
冷蔵庫の転倒防止
そうは言っても冷蔵庫などは作り付けにすることができません。
実は前から気になっていたけど、ずっと放置していましたモノをようやく今回をきっかけに固定することにしました。
冷蔵庫の転倒防止は、①天井に突っ張る、②下にシートを敷く、③ベルトで固定などがありますが、内閣府の資料でもベルトで壁に固定することが推奨されていますので、今回はこれを選びました。
今回購入したベルトは、これ。
特定の機種のモノではなく、汎用品ですのでどの冷蔵庫でも使えます。
’21.2.21時点で¥999ですので、安くておすすめ。
冷蔵庫の後ろに取っ手のような固定する部分があるので、わっかを作ってプレートは壁の下地にネジで固定するだけ。
下地探しは、これを使うと便利です。
動画では他のマグネットを使っていますが、これはマグネット内蔵なので、針とマグネットの両方で探すことができます。
後はバックル部でベルトのたるみをなくせば、簡単に固定完了です。
Amazonレビューで、「軽く引っ張っただけですぐ抜ける」というのがありましたが、たぶんバックルに通す向きを間違えただけ。
それさえ間違えなければ、引っ張っただけでは全然動きません。
それと全長80cm前後ですが、この長さをフルに使うにはちょっと工夫が必要です。
バックルが付いていない方のベルトは、冷蔵庫の後ろの取っ手部分を通しますが、それをプレートの穴(下の写真の横長の穴)に通すと、ほぼベルト長さいっぱい使えます。
ちょっとわかりにくいけど、こんな感じ。
こんな感じで作業しました。
左右アンバランスですが、固定完了。
うちは下地の関係でこんなにベルトが長くなってしまいましたが、耐震性を考えると可能な限り短い方が良いと思います。
参考で薄型テレビも
ちなみにテレビも一応固定しています。
テレビ付属のプラスチックベルトですが、下のオーディオラックにネジ固定しています。
どこまで耐えられるかわかりませんが、少なくとも何もないよりは良いはず。
地震の時に慌てないように、事前に地震対策しておくのが大事ですね。