3,000円未満モニターアームを2種類購入して比較してみた
ずっと前から気になっていたモニターアームですが、安価なタイプのモノを2種類購入して比較してみました。
モニタースタンドの問題点
通常PCモニターを購入すると付属してくるモニタースタンド。
チルトしか移動しないモノ、上下移動するモノ、回転もするモノなどいろいろな種類があります。
しかしそれらは必ず下に支える台の部分があるので、机の上がスッキリ整理できません。
また、狭い机の上を有効活用したいのでできる限りモニターは壁際に設置したいのですが、モニタースタンドだとそれも限界があります。
他には、ほとんどのスタンドはモニターを下げられる下限が決まっているため、低くてもモニターの下が5cm程度開いてしまいます。
私の場合は、頚椎椎間板ヘルニアという首の骨の辺りの病気みたいなものを持っており、下を向く分には問題ありませんが、上を向くと椎間板が脊髄を刺激して左腕がしびれてくるので、モニターはなるべく低い位置に設置したいという思いがあります。
- モニター下をスッキリ整理したい
- 壁際に設置したい
- モニターをなるべく低く設置したい
これらは、モニターの固定をモニタースタンドからモニターアームに変えることで解決できるので、今回はこれを試してみました。
モニターアームの種類
モニターには、
ガスダンパーを利用して3次元的にモニターを移動できる水平垂直可動式と、
垂直方向はポールへ固定してしまって横方向だけ動かす水平可動式の
2つが主な種類です。
ガスダンパー式で有名なのはエルゴトロンですね。
なんといっても、見た目がかっこいい。
そしてガスダンパーの力を借りて、どこへでも簡単に移動できる。
でも私の場合、できるだけ下に下げたい、壁際に設置したいということで、水平可動式 を選びました。
ガスダンパーの寿命もよくわからないですよね。
余計なものは付いていない方が、壊れにくいだろうというのが、いつも私がモノを選ぶ基準です。
今回購入したモノ
今回買ったのは、下の2点です。
どちらも値段は約3,000円と安いモノです。
2種類買ったのは、同じモノを買って失敗すると2つとも使えなくなってしまうから。
それと1本のポールに2つモニターを付けられるタイプにしなかったのは、2つのモニターを左右くっつけて設置したかったから。このタイプは後ろにスペースがあればくっつけられますが、そうでない場合はアームの自由度がないために左右並べるとすごく前に出てきてしまいます。
2本なら机への固定位置でその辺は自由にできるので、スペースない人は2本買った方が良いです。
比較結果
実際に設置してみて比べた結果を、下の表にまとめてみました。
黄色の部分が良いと思われる点です。
ELECOMの方が良さそうに見えますが、どちらもそれほど大きな差はありませんでした。
ポールへの固定は2重に固定しているFLEXMOUNTSの方が安心かな。
固定してしまった後は、ELECOMの方が良いかも。壁に近いし、チルト調整簡単なので。
動画にまとめてみたので、こちらもご覧ください。
結果としてどちらにも不満はなく、モニターアームに変更して良かった。
そして、高価なガスダンパー式を選ぶ必要はないですね。