子供ゲーム用PCのグラフィックボードをアップグレード
子供ゲーム用PCの現状
今年の2月に、動画編集を始めようと思って自分のデスクトップPCを新しくしました。パソコン工房で蔵出しパソコンという新古品(諸事情により販売できなかった商品や在庫処分品、製造中に不具合があったために修理・再生した物など)でCAD/CAM/CAE向けという都合の良い物(Ryzen7、RTX2060、M.2SSDなど)があったので購入しました。そこで今まで使っていた5年前のデスクトップPC(Core i5-4590、SATA-SSDなど)が余ったので、子供のゲーム用PCとして使用していました。
しかしながらそのPCはデュアルモニターにしたいがために増設したGT710というグラフィックボードだったので、それほど重くない今流行りの「フォートナイト」すら画質を落とさないとできなかったようです。GT710はゲームさえしなければ、¥3,000程度でデュアルモニター化出来るある意味コスパの良いグラフィックボードでしたが、ゲームにはやはり向いていませんでした。
グラフィックボードの選定
コロナの10万円が入ったのでグラフィックボードを換えたいと子供が言うので、まずはどのグラフィックボードが良いのか検討することにしました。
とりあえず、今の私のPCで使っているRTX2060ではフォートナイトを最高画質、60fpsでやっていてもタスクマネージャーで見ると60%くらいしか使っていないためRTX2060までは必要ないんじゃないか、と判断しました。RTX2060以上になると急に値段が上がるのも、これ以上を避けた原因です。
とりあえずグラフィックボード・ビデオカード性能比較ベンチマークテストを見て、性能と値段がバランスしているGTX1660 SUPERにしました。グラフィックボードやCPUは、毎年新しい物が出てくるのでトップグレードの物を買うのはもったいないなぁって感じです。
GTX1660 SUPERは電源が必要です。調べてみると450W電源が必要とのこと。PCの電源を見てもどこに書いてあるかわかりませんでしたが、5年前の注文メールを見て500W電源を使っていることが分かったので、安心して注文しました。少し小さいPCだと350W電源を使っている場合もあるので、グラフィックボード変更時の電源容量不足は要注意です。
開梱
届きました。
開けると結構丈夫そうなプチプチで包まれていました。
やっぱり精密機器ですからね。
nVIDIA GEFORCE GTX 1660 SUPERです。
ZOTACですが、そこら辺はどこが良いとかあまり気にしていません。
デュアルファン仕様。
自分のPCのRTX2060はシングルファンでゲーム時のファン音がうるさいので、今回はデュアルファンを選びました。
横から見るとこんな感じ。
ヒートシンクから何本かパイプが伸びています。これって、冷却水みたいなものが入っているのでしょうか?
電源は8PINですね。
既存のグラフィックボード取り外し
PCから、既存のグラフィックボードを取り外していきます。
今ついているのはこれ。
GT710です。
一応2GB あるんですね。
新旧並べてみました。
もっとすごく大きい物だと思っていましたが、意外と必要な寸法はそれほど差がないですね。でも、ファンの大きさとかヒートシンクの形とか全然違いますね。外部電源無しから有りに変わるので、やっぱり発熱がだいぶ違うのでしょうね。
PCへの組付け
組付け自体は難しいことなくて、PCI-Eスロットに差し込むだけです。
これで完了、と思ってPCの電源を入れましたが画面が映りません…
なんでだろうと思ってしばらく経つと、モニター上にデバイスが見つからないみたいな表示が。そこで気付きました、さっき8PINって言っていたのに電源コネクタを差し込むのを忘れていました。
気を取り直して電源コネクタを差し込みます。
この電源のコネクタは6PIN+2PINでしたので、合体して8PINにします。
グラフィックボード交換完了
無事起動することが出来ました。
フォートナイトで今まで標準画質の30fpsでやっていたのが、最高画質の60fpsになったら全然没入感が違うようです。
PCは必要になったらその部分を順番にグレードアップしていくのが良いですね。デスクトップPCじゃないと簡単にはできないですが。